あれっ?という間に4月も24日を過ぎ、わたくしは34歳に、製陶所は1周年を迎えました。
たくさんの方の応援をいただきなんとか1年持ちこたえた製陶所。今後ともよろしくお願いいたします。
さてそんな4月に安曇野の
池内建築図案室の池内さんと連れだって男二人建物めぐり旅第二回(電車と徒歩なのでアルコール含有率多少)に行ってまいりました。
第一回は?とお気づきの方!は少ないと思いますが、昨年も4月に池内さんと上松に行ってきたのが旅の始まり。今回は北に針路をとり松代に行ってきました。
我等男二人が目指すのは最先端の素材と技術により構築された最新のビルディング、、、とは真逆の、押したら倒れそうな木の小屋や崩れかけの土蔵、いまだに現役でがんばっている木造の家などなど。それらには昔からの技術や自然とうまく折り合いをつけて土地に馴染んだ雰囲気が満ち溢れているのです。
そんなわけでかなりマニアックな視点でめぐる松代の旅。写真でご紹介いたしましょう。
今回我等男二人が電車の中でややほろ酔い気味になりつつ降り立った長野電鉄屋代線の駅舎。なんといきなりストライクです!そして今回の旅のピークをいきなり迎えてしまったのでした。このなんともいえない木造の駅舎、ホームの待合室。うーむ、やるではないか屋代線。とふたりでうなったのでした。これはいい。残念ながらこんなに素晴らしい木造の駅舎目白押しの屋代線は来年で廃線とのこと。
ここのパン屋はかなり美味しいらしい。などと勝手にストーリーを描いてみたり。
この家の入り口のアーチがかわいいですね。
清水の舞台ならぬ松代の舞台から飛び降りてみたい気分。
右から豆腐屋、肉屋、八百屋、酒屋、すき焼き屋、締めにショットバー。その向こうの駅から帰宅。最高の町松代。これみな妄想。
長ーい柱。こんな所もこの旅の要チェックポイントです。
風が心地よく吹き抜けていく山寺常山邸。ここに住みたい。
こんな感じで丸一日松代の町を歩き回った男二人旅。行く先々で池内さんのプロフェッショナルな視点や話を聞きながらの贅沢な旅。五月はおそろしい忙しさが待っているゆえ、心の充電がしっかりできた旅でした。さあ、お金をためて次は何処へ行きましょうか、池内さん。
我等男二人旅はまだまだ続くのでした。それではみなさま、次の旅でお会いしましょう。